労働時間を「可視化」することで、教職員の意識改革を。
学校法人藍野大学様

2019年2月19日

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「学校法人藍野大学」イメージ画像

医療のスペシャリスト養成に50年の歴史を誇る学校法人藍野大学。教育職員、事務職員合わせて約250人名が在職する同法人では、教職員が陥りやすい過重労働への注意を喚起し、意識改革に取り組んでいます。そのプロセスについて人事部・人事課の山田さんと総務部・広報課の水流さんに話を伺ってきました。

山田 勝哉 氏
(法人事務局 人事部・人事課 特命係長)

主に研修・採用から労務管理を担当。そのほか、法人運営に係る業務に従事。

水流 和子 氏
(法人事務局 総務部・広報課)

学校法人藍野大学の魅力をたくさんの方に知っていただけるよう、PR活動に力を注いでいる。

 

医療のスペシャリスト養成50周年を迎える学校法人

– まずは貴学についてお伺いさせてください。

水流さん:
本学は昭和43年に藍野病院附属准看護学院を開校してから50年に渡り、約8,500人の医療人を社会に送り出してきました。准看護師(当時は准看護婦)養成学校からはじまり、昭和54年に学校法人を設立し、社会的要請に基づきながら専門学校、短期大学、大学へと歩みを進めてまいりました。
大学では、医療保健学部に看護学科・理学療法学科・作業療法学科・臨床工学科の4学科を備え、それぞれのスペシャリストが一つになりシンフォニーを奏でるように患者さん中心の医療を行うシン・メディカル(Sym-medical)の理念を提唱しています。

山田さん:
医師を中心とした従来の医療体制では、患者さんへのきめ細やかな対応をするには限界があるので、本学ではシン・メディカルを重視した実践的な学習プログラムを提供しています。

水流さん:
短期大学部には学科が2つあり、全国で唯一、准看護師の資格を持った方が2年間で看護師を目指せる第一看護学科、関西で唯一の男女共学である、3年間で看護師資格を目指す第二看護学科があります。

山田さん:
大学、短期大学部はじめそれぞれの学校に特長がありますが、藍野グループの病院できめ細やかな実習を受けられるのも学校法人藍野大学ならではの魅力の一つだと思います。
また2019年12月には、ラーニング・コモンズを備えた新学舎の竣工を予定しています。

 

社会問題化している長時間労働を受けて。教職員の労務管理の見直しを

– 「AKASHI」を導入されたきっかけを教えてください。

山田さん:
大きなきっかけとしては、昨今の過重労働に関する様々な報道を受けてでしょうか。改めて、勤怠管理を見直しをするに至りました。そうということになりました。

水流さん:
それまでは、出勤した日に所定の出勤シートに押印するというアナログな方法で管理していました。

山田さん:
特に大学の教職員は残業に対して抵抗がないことが多く、その辺りの意識改革は必須でした。教職員であっても一(いち)労働者であるということを認識していただくことが第一でしたね。

水流さん:
出勤の有無は月単位で、しかも勤務時間までは把握できなかったので、1日単位でかつ労働時間がしっかりと確認できるところが意識改革につながっていったように思います。

 

– 「AKASHI」導入後の皆さんからの声はいかがでしたでしょうか?

山田さん:
それまでと違って、毎日出勤・退勤の打刻をしなければならない。慣れた従来の方法をわざわざ変えなくてもいいのでは?など、反発もありました。

水流さん:
2017年4月に導入後、約2年を迎えるのですが、私を含めて打刻するシステムに慣れてきたのではないかと思います。

山田さん:
管理者にとっては、250名ほどの勤怠をアナログで集計する手間が省け、業務効率化が図れました。

ICカードで出勤・退勤の打刻を行っている。

 

– その他に「AKASHI」を導入して気がついた点などはありますか?

山田さん:
月に一度、安全衛生委員会という会議を開いています。そこでは匿名状態の「AKASHI」のCSVレポートを見ながら、過重労働になっている部署がないか確認しています。また、あまりにも所定労働時間をオーバーしている教職員に対しては面談などを行うようにしています。

水流さん:
これまで見えてこなかったものが見えるようになって、改善すべき点を検討しやすくなりました。

山田さん:
特にいいなと思うのは、シンプルで見やすいデザインです。ダッシュボード機能もついていて、自分が働きすぎているかどうかを簡潔に確認することができるので、ありがたいです。

水流さん:
自分で勤務時間を把握できるのはいいですね。

山田さん:
誰かに管理されているという意識から、自分で勤怠管理しているという意識を持てるところが教育機関にもマッチしていると思います。

 

教育・研究に力を入れられる環境づくりを目指す

– 今後の貴学の展望を教えてください。

山田さん:
文科省の調査によると、大学教職員は1年間で平均2,573時間働いているという結果が出ています。一般的な目安とされる2,445時間(法定:1週8時間×52週+360時間)を大幅にオーバーしていることになります。これはあくまで平均値でありこの数値以上に労働している可能性も大いにあります。

教職員は時間に縛られる感覚が少ないというところはありますが、健康維持の観点から36協定の範囲内で勤務してもらわなければならないと思っています。とはいえ、18歳人口の減少を受け、大学の競争も過酷になっていく中で、ますます教育と研究の充実を果たしていかなければなりません。そういった状況を踏まえながら労務管理を行い、適切な人員配置を計画しながら、働きやすい環境を作っていければと考えています。

 

編集後記

学生にとって学びやすく、教職員にとって働きやすい環境づくりを整えることに余念ない学校法人藍野大学。今後、誕生していくであろう医療スペシャリストたちのためにも、さらなる医療の発展に向け、教育・研究に最大限力を注げるよう、クラウド型勤怠管理システム「AKASHI」を活用していって欲しいですね。

 

モモ妹が訪問・インタビューはこちら >

 

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