ポータブルスキルとは?ポータブルスキルの必要性や内容について

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ポータブルスキルとは、業種や職種が変わっても通用する持ち運びができるスキルのことを指します。技術革新の進展やグローバル化により、企業を取り巻くビジネス環境は著しく変動し、それに合わせて企業の事業内容も変化します。事業内容の変化に臨機応変に対応するためにも、特定の業種や職種に関係なく活用できるポータブルスキルを高める必要があります。ポータブルスキルには、統率力や説得力といった対人力、決断力や冒険力といった対自分力、試行力や計画力といった対課題力があります。

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ポータブルスキルが注目されている

ポータブルスキルとは

ポータブルスキルとは職種や業界を問わずに持ち運びできるスキルのことで、コミュニケーション能力・論理的思考力・問題解決能力・時間管理能力などが具体例です。これらのスキルは活用が仕事の種類によって限定されるものではありません。特定の職種や業界でしか生かせない従来の専門性の高いスキルとは異なり、ポータブルスキルは業界や仕事内容に左右されずに幅広い状況で役立つ特徴があります。

アンポータブルスキルとの違い

アンポータブルスキルとはポータブルスキルの対義語で、特定の企業や仕事でしか活用できないスキルを指す言葉です。例えば、社内システムを扱うためのノウハウや独自の組織文化でのみ通用するスキル、特定のプログラム言語などが該当します。こうしたアンポータブルスキルは特定の職種での専門性を高めて競争力を上げられますが、今とは別の業界で同じように役立つとは限りません。アンポータブルスキルだけでなくポータブルスキルもバランスよく身につけることが、現代のキャリア形成において重要なポイントです。

ポータブルスキルが必要とされる背景

ポータブルスキルの必要性が高まっている背景としては、ビジネス環境の変化が挙げられます。現代はVUCAと呼ばれる将来が不透明で、予測の難しい時代が到来していると言われるようになりました。VUCA時代では技術革新が急速に進むので、既存のスキルが役に立たなくなる恐れを軽視できません。そうしたく変化が激しい社会でもポータブルスキルを保有していれば、特定の業種や時代背景に左右されずに活躍することが可能です。汎用性のあるポータブルスキルを持つ人材の価値は、今後ますます高まっていくと想定されます。

ポータブルスキルの例

対人力

対人力とはさまざまなメンバーと一緒に協力して、目標達成に向けて行動するための能力です。対人力の主な具体的なスキルを以下にまとめました。

  • 統率力
  • 説得力
  • 傾聴力
  • 協調力
  • 受容力
  • 主張力
  • 否定力

例えば、集団をまとめられる統率力や、相手に対して自分の考えを納得させられる説得力などが代表例です。これらのスキルは人とのコミュニケーション能力が重要であり、営業やサービス業などのお客さまと接するシーンでも求められます。

対自分力

対自分力とは自己をコントロールする力で、自身で設定したゴールや目的を達成するために欠かせないスキルです。対自分力に関連する主な能力を以下にまとめました。

  • 冒険力
  • 持続力
  • 決断力
  • 曖昧力
  • 瞬発力
  • 忍耐力
  • 規律力

例えば、新しいことに恐れずにチャレンジできる冒険力や、長期間継続して取り組める継続力などが具体例です。この対自分力はセルフリーダーシップにもつながる力でもあり、仕事のさまざまな場面で必要とされます。

対課題力

対課題力とは目の前の問題を解決するために必要となるスキルのことです。課題や仕事を処理するために欠かせない能力で、具体例を以下にまとめました。

  • 計画力
  • 分析力
  • 変革力
  • 試行力
  • 機動力
  • 発想力
  • 推進力

例えば、情報を的確に整理して段取りよく仕事を進められる計画力や、本質を捉えるために深く掘り下げて考えられる分析力などが挙げられます。こうした対課題力が備わっていれば、難しい課題が立ちはだかっても解決に導くことが可能です。

ポータブルスキルを導入する方法

人材の採用基準を変更する

ポータブルスキルを持った人材を積極的に採用してみましょう。さまざまなスキルの中で重視したい項目を定めて採用基準に設定することで、自社が求める人材を集めることができます。ただし、ポータブルスキルは履歴書の資格欄などには記載されないため、面接を通じた見極めが重要なポイントです。例えば、コミュニケーション能力・ロジカルシンキング・協調性などに優先順位をつけて、面接後に求職者のスキルを点数化すると判断しやすくなります。

研修を実施する

研修従業員のポータブルスキルを向上させるために研修を実施してみましょう。ポータブルスキルは対人力・対自分力・対課題力という大きな枠組みの中で、さらにさまざまなスキルが細分化しています。こうした幅広いスキルを効率よく向上させるには、以下のような内容の研修の開催がおすすめです。

  • コミュニケーション研修
  • ロジカルシンキング研修
  • ITスキル研修
  • セルフコントロール研修
  • ネゴシエーション研修

研修はより広い視野でスキルアップできるだけでなく、これまで社内になかった知識やノウハウを取り入れることも可能です。多様な研修プランが用意されているので、自社にマッチする内容を探してみましょう。

人事評価制度を再構築する

ポータブルスキルの要素を人事評価制度に取り入れてみましょう。具体的には以下のような取り組みが考えられます。

  • ポータブルスキルを評価項目に設定する
  • 役職別に必要なスキルを定める
  • スキルをもとに被評価者に評価を説明する

ポータブルスキルが人事評価に反映されると、社内外との関わり方や個々の能力を見極めることが可能です。そうすると、適材適所の人材配置がしやすくなり、人材ごとの弱点も明確になります。さらに、上司との面談などで従業員にフィードバックを行えれば、ポータブルスキルを向上させられるサイクルも生み出せます。

まとめ

ポータブルスキルは多くのビジネスシーンで必要とされて、従業員がどのような場所においても活躍するために必要な能力です。優れたポータブルスキルを保有する人材を一人でも多く育成することで企業の未来は広がります。不透明な現代社会でも確実な成長を継続させるためにも、ポータブルスキルを向上させるための取り組みをスタートさせてみてはいかがでしょうか。

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