ジョブコーチとは?具体的な支援内容と3つの種類について徹底解説

2024年7月10日

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ジョブコーチとは、障害者が企業で円滑に働けるようにサポートする人のことを指します。ジョブコーチは、障害者に対しては他の従業員とのコミュニケーション方法や効率的な作業の進め方に関するアドバイスを行い、企業に対しては障害者が働きやすい職場作りや指導方法などに関するアドバイスを行います。ジョブコーチは、地域障害者職業センターに所属するジョブコーチが支援する「配置型」、社会福祉法人等に所属するジョブコーチが支援する「訪問型」、そして自社の従業員がジョブコーチ養成研修を受けてから支援する「企業在籍型」に分けられます。

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ジョブコーチとは?

障害者の就労をサポートする職場適応援助者

ジョブコーチとは、障害者が円滑に職場で働けるように本人や家族、雇用事業主などへサポートを行う職場適応援助者のことです。 対象者は、職場での支援が必要な求職中または在職中の障害者となります。障害者手帳を保有していなくても支援を受けられます。ただし、支援を受けるには、障害者と雇用事業主双方の合意が必要です。

ジョブコーチの役割

職場適応に課題がある障害者の障害特性を踏まえた専門的な支援を行い、障害者の職場適応を図ることがジョブコーチの役割です。 障害者に対しては、職務の遂行に関する支援や、職場内のコミュニケーションに関する支援、体調や生活リズムの管理に関する支援を行います。障害者の家族に対して、本人が安定した職業生活を送るための家族の関わり方に関する助言を行うこともジョブコーチの役割のひとつです。

職場の管理監督者・人事担当者に対しては、障害特性に配慮した雇用管理に関する支援や配置・仕事内容の設定に関する支援を行います。上司・同僚に対して行うことは、障害の理解に関する社内啓発や障害者との関わり方に関する助言、指導方法に関する助言などです。

ジョブコーチが注目を集める背景

令和3年に障害者差別解消法が改正され、令和6年には合理的配慮の提供が義務化されるなど、厚生労働省が障害者差別の解消を推進していることから、企業は障害者を受け入れる環境の整備を強化する必要性が生じました。とはいえ、障害特性は人によってさまざまなため、理解や対応が困難な点が課題となっています。そこで、障害者と企業の双方をサポートして障害者の職場適応を図るジョブコーチの役割の重要性が注目されるようになりました。ジョブコーチの支援ニーズの増加に伴い、厚生労働省はジョブコーチの支援導入策として各種助成金を支給しています。多様な人材の活躍の実現に向けて、今後ジョブコーチのニーズはさらに高まっていくと考えられるでしょう。

ジョブコーチの支援内容

支援計画の策定

ジョブコーチは、地域障害者職業センターの障害者職業カウンセラーが策定した支援計画のもと支援を実施します。地域障害者職業センターとは、障害者に専門的な職業リハビリテーションを行っている場所です。障害者職業カウンセラーは、障害者と雇用事業主との相談を通じて就労に関する不安や課題を把握し、双方の合意を得た上で、障害特性や職場状況など個々の状況に応じた支援計画を策定します。

ジョブコーチの派遣と支援の実施

地域障害者職業センターによってジョブコーチが職場に派遣され、支援が開始されます。支援期間の目安は18か月で、24か月が標準です。支援は集中支援期と移行支援期の2つの期間に分けて段階的に行われます。集中支援期は週34日訪問し、職場適応上の課題を分析し、集中的に改善を図る期間です。移行支援期は週12日間の訪問し、支援ノウハウの伝授やキーパーソンの育成により、支援の主体を徐々に職場に移行する期間となっています。

支援終了後のフォローアップ

支援終了後のフォローアップとして、数週間~数か月に1度ジョブコーチが企業に訪問します。障害者の職場定着には、職場内で上司や同僚が適切に援助や配慮を行うことが大切です。ジョブコーチによる支援は永続的なものではなく、支援が終了した後も職場内で支援が継続されることを目標としています。職場適応上の課題が解決され、職場内での上司や同僚の援助や配慮が適切に行われるようになった段階で支援は終了となるのです。

ジョブコーチの3つの種類

配置型ジョブコーチ

地域障害者職業センターに在籍するジョブコーチです。就職に課題がある障害者を主な支援対象として支援するほか、訪問型ジョブコーチや企業在籍型ジョブコーチと連携し支援を行う場合もあります。その場合は、効果的・効率的な支援を行うために必要な助言・援助を行い、障害者が就職先で円滑に働けるような橋渡しをします。 配置型ジョブコーチは、さまざまな職場環境や障害特性に対応する幅広い知識と経験を持ち、個々の障害者や企業に応じた的確な支援を提供できることが特長です。

訪問型ジョブコーチ

障害者の就労支援を行う社会福祉法人に雇用されるジョブコーチです。訪問型ジョブコーチになるためには、高齢・障害・求職者雇用支援機構が実施する「訪問型職場適応援助者養成研修」または厚生労働大臣が認定する「訪問型職場適応援助者養成研修」を修了し、必要な相当程度の経験および能力が必須となります。

企業在籍型ジョブコーチ

障害者を雇用する企業の従業員が研修を受けて認定されるジョブコーチです。 専任として従事する人もいれば、ほかの業務と兼務する人もいます。高齢・障害・求職者雇用支援機構が実施する「企業在籍型職場適応援助者養成研修」または厚生労働大臣が認定する「企業在籍型職場適応援助者養成研修」を修了した人が担当します。

 

参考元:
厚生労働省.職場適応援助者(ジョブコーチ)支援事業について

まとめ

今回は、ジョブコーチの概要や支援内容、その種類について解説しました。障害者が就職先で円滑に働けるようにするために、障害者や企業のサポートを行います。障害者の職場適応上の課題を解決し、上司や同僚が日常的に適切な援助や配慮を行えるような職場環境を整えることが最終目標です。障害者雇用を検討している場合は、ジョブコーチの活用を検討してみましょう。

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